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時にはニセ相談だって来ますよ

2020/11/01
岩波新書『統合失調症』を読みました。
著者の村井俊哉氏は精神科医で、精神疾患について解説されています。

著書の中で気になる箇所がありました。
1970年代のアメリカの実験で、症状のない人が幻聴の症状があると偽って複数の精神科医の診断を受けたところ、全員の精神科医が「精神障害がある」と誤診したとのことです。
この実験により、精神科医には正常と異常を判別する能力はなく、精神医学はインチキであるとの主張がなされたとのことです。
貴takaは占い師なので、医学的なことやアカデミックなことはよくわかりません。
しかし精神症状の訴えも、占いのご相談も、どちらもその人がお話になる内容をもとに解決方法を探ることは共通しています。

貴takaが占い師になる前、有志のタロット勉強会に参加していました。
そこのメンバーで、道場破りならぬ"占い師破り”を自慢している人がいました。
その人は商業施設などの占いコーナーで、架空の悩みを占い師に占わせて、占い師の反応や力量を見るのだそうです。
さすがに他のメンバーからも陰険だと批判されていましたが、本人はインチキ占い師(悩みが架空であることを見抜けない)を見破っているのだとうそぶいていました。
この人がやってたことは上述のアメリカの実験と同じようなものです。

さてこの『統合失調症』によれば、著者はこのように述べています。
ー医師が自分の使命を果たそうとしているこの世界は、ニセ患者がごろごろしている世界ではなく、異変に気付いた人が医師に助けを求めに来る世界である。
ー医師はそうした普通の世界(ニセ患者だらけではない世界)の病院で、それぞれの患者の役に立てる能力があればよい。

医師と占い師ではその役割も立場も違いますが、この文章はそのまま占い師の世界にもあてはまります。
多くの占い師は、ご相談者の一人一人に向き合って真剣に占い、結果やアドバイスを申し上げていますから。

とはいうものの、ニセ相談あるいは冷やかしは結構分かります。
また現役占い師や占い勉強中の方が腕試しとばかりに、そうとは言わずに相談者として来られることもよくあります。
それでも貴takaは、相手の目的が何であれ自分の使命を果たすことに専念しています。

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