さて前回のコラムではおみくじの引き方をご紹介しました。
ここからが貴takaの本領発揮です!
おみくじを引いたあと、貴takaはその解説を神職さんに中国語でしてもらいました。
お守りとして「平安」という文字が書かれたプラスチックカードを賜りました。
解説が終わった後、社務所内をうろうろしていたら、さっきの神職さんが手招きをしています。
行くと、二人連れの女性日本人観光客がおみくじを引いたはいいけれど、どうしてよいか分からずに途方にくれています。
神職さんがおみくじの内容を言うので、彼女たちに日本語で伝えてくれとのご依頼。
急遽、貴takaは通訳に早変わり。
おみくじの内容は、占いの結果をお伝えするのと共通する部分があります。
あぁこの口調、占いの時の話し方になってるなぁ…と感じながら無事務めを果たしました。
彼女たちはとても喜んで社務所を後にして出て行きましたが、彼女たちは気がついていないけれど、とってもラッキーでしたね。
行天宮というご利益あらたかな寺社のおみくじを、現役占い師の通訳で解説を得るというのは、貴重なめぐり合わせですよ〜。
さてさて丁寧に解説してくれたので、貴takaは謝意を伝える為に現金を寄進することにしました。
↓これが行天宮のお下がり品です。

左端の細長い紙がおみくじ、中央上のピンクの紙が寄進の領収書、右上のオレンジ色の塩ビパックが神米、真中のベージュ地のものがお守りカード、その下の赤い物はお守りカードの袋、右下の白っぽいカードはお守りカードの解説です。
参拝を済ませ、行天宮を出てからも面白いことが起こりました。
大きな交差点で信号待ちをしていると、突然茶髪の若いサラリーマンから行天宮へ行く道を尋ねられました。
え?まさに今行ってきたところ‼
しかも初めて台湾に来た外国人旅行者に、地元の人が道を訊く?
それも中国語で話しかけてきてるし…
と少々面食らいながらも来た道を教えました。
後2なって道順の説明が不十分だったかも、不完全な中国語だったのであのサラリーマンは私を訝しく思ったかもなどと考えながら歩いていて、ハタと気がつきました。
これは、行天宮とのご縁がつながったのだと!
神秘的な力によりサラリーマンを遣わす形で、行天宮の神様が追いかけてきてくれたということではないのか。
一信者として行天宮に迎えられた、承認されたのだ。
そう思うと台湾に来た甲斐があったというものです。