台北市(台湾)中心部に、有名な関帝廟に「行天宮」という寺社があります。
龍山寺も有名な寺社ですが、行天宮の参拝者は物見遊山というより、熱心さや真剣さが強いようです。
だからでしょうか、境内での写真撮影は禁止されています。
先日貴takaも参拝して来ましたので、台湾のおみくじのひきかたをご紹介します。
1.ろうそくや線香をあげたりして、祭られている神様に拝礼します。
2.境内に長さ10センチほどの三日月型の物が入った容器と、1メートルくらいの竹ざおが入った容器があります。
3.三日月型の物を2つ手に取り、自分の名前、生年月日、住所、願い事を心の中で唱えます。
4.三日月型の物を地面に落とします。その時1つが表向きでもう1つが裏向きになったら、願い事の答えを聞くことができます。
5.次に竹ざおを1本抜き取って、表面に書いてある番号を覚えてから竹ざおを容器に戻します。
6.もう一度三日月形の物を2つ地面に落とし、表向きと裏向きが両方出たら、5.で出た番号がおみくじの番号になります。
7.「解籤詩処」という社務所のようなところに、おみくじが番号毎に棚に並べられていますので自分で取りに行きます。
もし4.で三日月形の物が2つとも表向きまたは裏向きになったら、願い事自体が相応しくないか、今は答えを聞くタイミングではないことを示しています。1回目で両方出なくても、3回までチャレンジ出来るようです。
5.で竹ざおを抜き取った後、6.で落とした三日月形の物が2つとも表向きまたは裏向きにであったら、得るべき答えはその番号ではないので、別の竹ざおを抜き取り再び三日月形の物を落として番号の正否を訊ねます。表向きと裏向きの両方が出るまで竹ざおの抜き取りを繰り返します。
おみくじは日本の物と同じような大きさの紙ですが、内容は中国語で書かれています。
社務所には神職の方がいて、自分の願い事を伝えておみくじを見せると丁寧に解説してくれます。
解説も中国語ですが、英語を話す神職の方もいらっしゃいます。
ちなみにおみくじやおみくじの解説は無料です。